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「何これ見やすい!」伝わるデータプレゼンテーションのための3つのポイント

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ビジネスマンにとってプレゼン能力はとても重要です。取引相手との契約が取れるかどうか、自社内での企画が通るかどうかは、高いプレゼン能力の有無によって決まるといっても過言ではありません。

そこで今回は、誰が見ても分かりやすく、内容も理解しやすいスライドの作り方をご紹介します。作り手の意識を少し変えるだけで、シンプルで素晴らしいスライドになりますよ。

データプレゼンテーションとは?

データプレゼンテーションとは、スライドに具体的なデータを提示してプレゼンを行う方法です。実際のデータをもとに、棒グラフや円グラフを作成します。さまざまな情報が一目瞭然となるため、説得力が高いことから、現在、最も多く使われているプレゼン方法のひとつとなっています。

スライド上のデータに注目してもらうわけですから、スライドの出来はプレゼン全体の評価に直結します。見やすいスライドなら話している内容も伝わりやすいでしょう。そのため、質の高いスライドを作ることはプレゼンの成功に必須なのです。

プレゼンではやはり「喋り」が意識されるため、どうしてもスライドがおろそかになりがちです。しかし、万人に見やすく、伝わりやすいスライドを準備できれば、喋っている内容も理解されやすくなりますし、プレゼン自体の評価も自然と高まります。

見やすいデータを作るための3つのポイント

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とにかくシンプルに

スライドはシンプルに作る、これがデータプレゼンテーションにおいて最も重要です。とにかく見やすさ、伝わりやすさを重視するようにしましょう。

例えば、エクセルで作った初期のグラフには、余計な情報が多く含まれています。このグラフではパッと見たときに、どの情報に注目すればいいのか分かりませんね。そこで、無駄なものは全てなくしてしまいましょう。具体的には、「補助線」、「グラフを囲う枠線」、「意味のないタイトル」などです。

また、無駄な余白をなくしたり、文字のフォントを見やすいものに変更したりするのも忘れないようにしましょう。フォントはメイリオがオススメです。字の大きさも、遠くからでもしっかり見えるように設定しましょう。

アニメーションや文字の色などは多用しない

気合を入れてスライドを作ると、ついつい入れてしまいたくなるのが、アニメーションや多彩な色文字です。確かに発表者目線から見るとかっこよく見えるのですが、視聴者目線からすると邪魔で見づらくなるだけです。

アニメーションは基本的に入れずに、あくまで必要な瞬間があれば使用するようにしましょう。文字の色も本当に強調したい部分だけ装飾するように心がけてください。

1枚のスライドに情報を詰め込みすぎない

1枚のスライドにたくさんのグラフやメッセージを入れてしまうと、見る側は目移りしてしまいます。また、どれが本当に大切な情報なのか分からなくなってしまい、折角データプレゼンテーションを行っているのに、伝わるものがなく意味がないという状況になってしまいがちです。

そこで、「1枚のスライドにはひとつの情報」を目安にして作成していきましょう。特に、これだけは絶対に伝えたい!という情報の場合は、このセオリーを徹底してください。

データプレゼンテーションの出来が評価を左右する

プレゼンの機会はとても重要なものです。プレゼンの出来が、紹介している商品などの評価に直結するのはもちろんですが、それ以上に発表者の評価も左右するのです。素晴らしいプレゼンを行うことができれば、ビジネスマンとして高く評価してもらえますし、それがきっかけで新しい契約などを取ることができるかもしれません。

プレゼンの出来はあなた自身の評価にもつながるということを忘れないでください。

おわりに

データプレゼンテーションのスライド作成のコツは、とにかくシンプルに、です。そのためには、視聴者目線から見てどういった情報が欲しいのか、どうすればもっと見やすくなるのか、を常に考えながら作成することが大切です。