業務効率化の為のBIツール
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BIツールのレポーティング機能の活用と選び方は

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BIツールの機能の一つに、レポーティングがあります。 企業の様々なデータを分析し、いち早くタイムリーに問題の兆候を発見し、対処することを目標としたツールです。 企業活動の中で何がしか異常が認められた場合、すぐさま状況の評価、分析を行い、対処を施して軌道修正します。

 

企業や各部門の傾向が把握できる、集計表やグラフを、タイムリーに自動的に更新することで、経営者や各現場の担当者が、いつでもWebブラウザ上で最新のデータを確認でき、情報の共有化とリスクの早期発見につながります。

グラフ化などの加工も簡単に出来るので、エクセルのような表計算ソフトよりも視覚的にわかりやすいグラフをダッシュボード上に表示したり、定型レポートとして出力することもできます。 ERPや業務システムなどと連携させることで、リアルタイムで全社的な数値の把握も可能となります。

誰でもわかりやすい帳票を作成したい場合などでも重宝でき、データをすぐさま抽出し、ニーズに応じてクロス集計表、分布表、多次元レポートなど、様々ななレポートを作成することができます。

レポーティング・ツールを利用者する管理職、一般社員は、データを定型的なレポートとして見ることになり、他のユーザ層と比べても利用するユーザの数が多くなります。 このため、数多いユーザのサポート機能として、同時にアクセスした時のレスポンス時間の確保や、セキュリティ面も重要となります。

レポーティング・ツールを選ぶ際は、定型的なレポート作成が主な目的なので、複雑なOLAP分析などの操作は必要ありません。 ユーザーの数は多いのですが、頻繁には利用しないので、誰でも簡単に利用できるのが望ましく、操作しやすいものが良いでしょう。

操作しやすく、少ない画面切り替えの回数でレポートを参照できるよう、必要な情報は全て1つの画面で得られるのが望ましいことになります。 こうしたことから、複数の表、グラフが同一画面に見やすく配置され、自由にレイアウトできることが基本的な機能になります。