業務効率化の為のBIツール
業務改善の成功事例業務改善の成功事例

BIツールで蓄積されたデータを、うまくシステム・サービス開発へ応用するために

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BIツールの活用法として、社内外の様々なデータを収集・分析し、可視化させることで、実際に起こっていることを把握するとともに、起こった原因を探り、適切な改善につなげることで、売り上げ向上や業務の効率化に役立てることがあります。

 

データを蓄積し、分析を行うことで、例えば、何時頃に客が多いか、客の構成は親子連れが多いのか、男女ペアが多いのか、どの商品が一番人気なのか、などの情報を整理できるようになり、さらに効果の高い施策を計画でき、サービスの企画、PR方法の改善につながります。

BIツールで得られた改善法を、自社のシステム・サービス開発に活用するには、まず初めての導入の際は、ある程度のヒアリングを行ったうえで、目的に応じたプロトタイプを構築し、実際に業務現場で使ってみる、というのも一つの方法です。

実際に導入してみることで、データをどのように見るか、いろいろと気付くものです。 実際に使ってみた人たちの意見を取り入れ、プロトタイプを修正することで、現場で本当に取り組むべきことが見えてきたりします。

また、他での導入事例を参照してみる方法もあります。 ツールベンダーが自社の製品を導入したユーザーの事例を紹介しているケースなどから、自社と同じような業種、業務での導入事例を参考にしてみます。

ネットのニュースサイトや雑誌で取り上げられている事例などからも、様々な導入事例を知ることが出来ます。 実際に導入した企業を訪問して詳細を聞いてみたり、業界団体などの横のつながりを通して、BIの導入やその活用について情報交換する方法もあります。

BIツールに貯めたデータをシステム・サービス開発に活用するのには、分析の対象となるデータを明確にするため、目的を明確に把握している現場の人や、分析結果をどのようにシステム・サービス開発に活かしたいのか、具体的な構想を持っている経営陣と、システム部門の人員が、各々密にコミュニケーション摂ることも大事です。

システム部門は、システムにどのようなデータがあるのかは理解するとともに、データを具体的にどのように活用するのか、具体的なイメージを持つ必要があります。