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分析、戦略構築のために役立つビジネスフレームワーク

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分析を円滑に行ったり、戦略を立てるのに役立つビジネスフレームも、いろいろとあります。

ビジネスワークフレームの種類と活用方法

PEST分析は、P=Politics(政治)、E=Economy(経済)、S=Society(社会)、T=Technology(技術)と4つの分野から、外部環境がもたらす影響を考える手法で、会社に影響を与えるマクロ環境を分析するための定番の手法となっています。 世間のトレンドを探り、将来考えられることや、いかに参入するかを効率よく考えることができます。

バリューチェーンは、事業の活動を「主活動」「支援活動」の2つに分類するフレームワークです。 「主活動」はマーケティング、販売などの直接的な活動、「支援活動」は経理、人事などの間接活動を指します。 企業の強みや弱点を機能別に分析し、資源配分、事業戦略策定などの検討材料を抽出できます。

VRIOフレームワークは、経営資源をValue(経済価値)、Rareness(希少性)、 Imitability(模倣可能性)、Organization(組織体制)の4つから評価を加える手法です。 競争優位性を継続的に保つために、4つの観点全てで良い状態となることが大切となります。

基本競争戦略は、「コスト・リーダーシップ戦略」「差別化戦略」「集中戦略」の3つの戦略から、自社のポジショニングや競合の状況などに応じて。ふさわしいものを選択する方法です。 自社が注力すべき戦略の方向性が決めやすくなります。

PPMは、「市場成長率」と「市場におけるシェア」の2軸に沿い、事業を「花形」「問題児」「負け犬」「カネのなる木」の4つに分類し、経営資源の分配先を検討する手法です。 数多い製品・サービスラインナップの中から、注力すべきものを決定し、戦略の方向性を導き出すことができます。

7つのSは、経営資源を、「戦略」「組織」「システム」というハードの3S、さらに「価値観」「人材」「スキル」「スタイル」というソフトの4Sを含め、7つのSに分けて分析する手法です。 ハード、ソフト、両方の特性を踏まえて経営資源を分析することで、適切な戦略構築につながります。