業務効率化の為のBIツール
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セルフサービスBIとは

f:id:JUSTSYSTEMS:20160623104851j:plain 前項では、BIツールの種類別に導入後に必要な初期設定を説明しました。しかし、初期設定作業は複雑であり時間もかかります。さらに初期設定以外のデータ加工作業も必要です。

そこで、Actionista!をはじめとする「セルフサービスBI」と呼ばれる新しいタイプのBIツールが広まりつつあります。セルフサービスBIの登場により、専門的な知識やスキルのない現場の利用者でも、自分たちで簡単にデータの抽出や統合をすることができ、BIツールの活用の幅を広げることが可能になりました。

そんな便利なセルフサービスBIとは何なのか、またどのようなことができるのか、紹介します。

「誰もが簡単に」を実現するツール

セルフサービスBIとは、「BIツールを利用するビジネスユーザー自身がレポート作成やデータ分析を行うこと」であるといえます。第一項では、BIツールは「誰もが簡単に」データを統合して分析することで、業務におけるさまざまな判断や資料作成を支援する、としました。

しかし、実際は導入の初期設定は複雑で、さらにデータの加工や各作業用のダッシュボートなどの設定をする必要があり、運用開始には時間がかかるでしょう。セルフサービスBIは、既存のBIツールよりもさらに「誰もが簡単に」を実現することを目的としています。

Actionista!を導入したお客様からは、BIツールとしての機能面だけでなく「導入がスムーズだった」「マニュアルを読まなくても操作ができる」といった操作の簡単さに対する喜びの声も多くあがっています。

セルフサービスBIでできること

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機能面での役割は今までのBIツールと変わりません。セルフサービスBIの特徴はやはり「簡単に」可視化されたデータが手に入ることです。そして、そのデータをどう活用するかは利用者次第です。日々のレポートや顧客への提案資料、在庫管理や生産管理、企業の方向性を決める大きな判断…BIツールを用いて得たデータは、これらすべての根拠となるでしょう。

BIツールが便利だとはわかっていても、複雑そうだし手間もかかるのではないか、そう悩んでいる企業にこそ、セルフサービスBIが適しているのではないでしょうか。