業務が拡大していくのは、会社にとって嬉しいことです。しかし、旧態依然のまま経営を行っていくと、ときが経つほど業務の大きさと運営の間に歪みが生まれてしまいがちです。いままで社員ひとりひとりの力でゴリ押しできていたとしても、それではいつか限界がくるのは目に見えていますよね。
したがって、業務の拡大にともなって、内部の運営方法もまた改革しなければなりません。そんなときは大規模なデータを一括で、かつみんなで共有することができる「BIツール」が最適です。特にジャストシステムが提供してる「Actionista!」は、いろいろな機能が搭載されている万能BIツールです。
そこで今回は、株式会社大勇フリーズの導入事例をご紹介します。同じような悩みを抱えている企業、経営者の方の参考になれば幸いです。
株式会社大勇フリーズとは?
株式会社大勇フリーズは、年間の施工数が8,000件を超えている、日本国内最大手の管工事を専門に取り扱っている企業です。一般的に、水道管工事や配管工事を行う場合は、元栓を遮断してから工事を行うのが普通ですが、大勇フリーズは液体窒素を使って管を凍らせて工事を行うという独自の技術を駆使しています。
サポート体制も万全で、全国どこでも24時間問い合わせ可能となっており、一般家庭の水道管から大規模マンション・大型ビルの配管工事にいたるまで幅広く手がけています。信頼性と技術の高さから、いま、もっとも業界内で注目を集めている企業です。
Actionista!を導入した理由
お客様からの問い合わせ状況、施工状況、機材の状況、車両の状況などあらゆる情報の管理について、いまよりも効率的かつ便利にできないか、業務改善できないかと考えていました。しかし、世の中に溢れているBIツールの種類が多く、どれかいいかわからないうえに金額も高額であったため、導入ができずにいました。
そんなときに、購読していたジャストシステムのメールマガジンを見たことが、「Actionista!」導入のきっかけとなりました。そして、すぐにジャストシステムの営業担当に連絡を取り、ソフトウェアの開発技術者とも話し、試験版を使用した結果、想像以上に使い勝手が良く、「これなら社員の誰もが活用できる」と確信し、導入にいたりました。
誰でもすぐに馴染めそうなユーザーインターフェース、価格設定とサポート体制の充実さが魅力だったといいます。
Actionista!の導入成果
いざ、Actionista!を使用してみると、あらゆるデータが可視化され、業務の効率が飛躍的に向上しました。またActionista!の特徴である、使いやすいユーザーインターフェースや、使用者のことを考えた見た目は使い勝手が良く、データ分析が持っている難しい、堅苦しいというイメージを払拭しました。また、売上高や資材の原価といったデータも、いままではただ数字を並べただけの集計表だったのが、グラフや表で表されるようになったため、読み取れる情報が格段に上がったといいます。
何よりも成果を感じた部分が、可視化されたデータを見た社員が、新しい仕事のやり方に気づき、実践してくれたことだといいます。いままではデータに対して受け身だったのが、データを積極的に収集し行動に移し、顧客サービスの向上に役立てようとする意識改革が起きたことだそうです。
今後に関しても、「時刻や時間を分析する機能を盛り込んで欲しい。そうすれば機材を積んだ当社の車両が、お客様から指定された到着時刻の何分前に現場に着いたかという、到着率のデータを取ることができるので、それを顧客サービスの向上に役立てたい」としています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。Actionista!を導入したことにより、あらゆる業務が可視化され問題点が浮き彫りになり、結果、業務改善に成功したと事例となりました。さらには、Actionista!に対して、より有効なツールとなるような要望まで飛び出すほど、日々の業務に浸透させています。
もし、いろいろな情報を整理したい、そして業務効率化を図りたいとお考えの場合には、ぜひActionista!の導入を検討してみてください。