業務効率化の為のBIツール
業務改善の成功事例業務改善の成功事例

BIツール導入の際のコスト面での注意点は

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BIツールは、機能が様々で、高機能なものとなると、導入コストもかかってしまいます。 BIツールの導入は、経営面以外、最近はマーケティング、営業分析など、幅広い業務向けのものがあります。 BIツールの導入を考えるのなら、導入目的に応じて種類、機能を選ぶことです。

 

BIツールは、大きく分けてレポーティングツール、OLAP分析ツール、データマイニングツール、プランニングツールの4種類があります。 レポーティングツールは、データの概略や、分類、順序付けなどを行って表示したり、グラフ化することで可視化し、ビジネスに活用できるデータを提供するツールです。

OLAP分析ツールは、データベースから抽出されたデータに基づき、多次元的な分析を行うツールで、BIでも代表的な分析手法です。 大きく分けてリレーショナル・データベースを利用したROLAPと、多次元データベース(キューブ)を利用したMOLAPがあり、両者の中間的なHOLAPもあります。

データマイニングツールは、データを加工したり、解析したりすることで、意思決定をサポートしてくれるツールです。 日々集計される膨大な量のデータの中から、価値あるデータを取り出し、重要な情報を知ることで、各種の戦略や施策に活用できます。 プランニングツールは、過去の実績データの分析やシミュレーションなどにより、予算などの計画の根拠を得るためのツールです。

経営層向けに、予算編成の際に活用されるツールです。 BIツールの導入目的は、大きく分けて経営目標、事業目標、個人目標の管理の3つとなります。 目的に応じて、利用するユーザの階層、人数も変わるので、目的を明確にしたうえで必要な機能を選ぶようにします。

クラウドサービスの場合、ユーザ数によっても料金が異なるので、利用するユーザの数を明確にした上で導入するツールを選ぶことです。 まず導入コストについて、きちんと定量的に比較評価することですが、初期ライセンスコスト以外、運用保守の業務に対する負荷やユーザ支援などのコストもかかるので、トータルコストで試算しておくのが良いでしょう。